「詩の音 うたのおと」
万全の対策のもと、終演しました。
今回、同世代の作曲家、大森愛弓さんに作曲を依頼しました。
私たちの歌への想いなどを本当に細かく聞いてくださって、
金子みすゞさんの詩
「紋附き」「花のたましい」を選んでくださり、
それに曲をつけてくださりました。
この曲と出逢えたこと、本当に良かったと思います。
これこそ私が日頃求めている、
人の心に響く歌、人の心に寄り添う歌、人の心を動かす歌。
もっともっとこの詩を、この音楽を表現できるように、もっともっともっともっとうまくなりたい!と強く思いました。
さて、この演奏会は、3月の延期公演でした。
演奏会ができること、演奏会に足を運んでくださる方がいること、それが当たり前のことではないと改めて気付かされたこの2020年。
延期すると決まった日は、翌日からオリンピックやー!と言っていましたが、また未来がこうもかわるとは…。
「未来の前にすくむ心が いつか名前を思い出す」
「あなたに出逢えたから この星にうまれてよかった」
「私はここにいます そしてあなたがそこにいてくださる なんというしあわせ」
「ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある」
私自身、今日演奏した【詩の音】が、心に沁みるコンサートでした。
MC言い忘れましたが、今回のチラシは私が作成し、
曲目からイメージした、青空の飛行機雲と、夕焼けの海にしました。
なのでドレスは青空色(西尾)、雲色(掛川)、夕焼け色(林)でした。
そして、実はチラシの表上と裏下に、うすーい白字で、
演奏する曲目の中で私たちが好きな詩の一部分をのせていました。
そして、その詩をみるとアンコール曲まで載っているという…
この詩に気づいた方は通ですね!
ご来場くださいました皆様、様々な対策へのご協力のおかげで演奏会が開催できました。
本当にありがとうございました。
どうぞ今後も、くれぐれもご自愛ください。
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